沖縄県の高齢化率が今年の3月で21・1%となり、全都道府県で超高齢社会(65歳以上の高齢者人口の割合が総人口の21%を占める社会)になったと沖縄タイムスが報じています。ますます高齢化が進むなかで政府は外国人人材の雇用について拡大方針を打ち出すなど、いかに労働人口を増やすか苦心しているのが現況でしょう。
その労働人口増加に向けて主たる戦力となるのは、高齢者と女性の社会参加でしょう。なかでも女性については少子化の打開のためなど、社会から求められることことも多く、ハードルも高いと思われます。
そこで今、男性の役割がこれまでとは変化してきている過渡期にあります。特に家庭における家事分担は必須でしょうが、こと料理については苦手な男性もまだまだ多いようです。油がはねてやけどを負った、火加減がわからずせっかくの料理を台無しにしてしまったなど、結局手間ばかりがかかって肝心の味がまともにならないことが料理離れの原因でもあるでしょう。
今回は、料理に苦手意識を持つ男性でもできそうなレシピ本をご紹介します。
■ステーキも煮ものも揚げものも、フライパンを熱する必要なし!
株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:碇 秀行)は、料理書籍『フライパンに材料を入れてから火にかけるだけ!レシピ』(武蔵裕子・著)を、2018年10月19日に発売いたしました。
フライパンを使って調理をする際は、「フライパンに油をひき、熱してから食材を入れる」というのが当たり前でした。しかし、例えばそうして厚みのある肉を焼くと、表面にだけどんどん火が入り、中は生焼けという失敗をしがち。
この本で紹介するのは、「冷たいフライパンに油や材料を入れて、それから火にかける」という調理法。この方法だと、肉にじんわり火が入り、生焼けはなしで、おいしさも引き出されます。ハンバーグもふっくらジューシーに。肉を焼くだけでなく、煮ものも材料と煮汁を入れてから火にかける、揚げものも冷たい油に食材を入れてから着火。炒めものは材料をフライパンに入れて油をざっとまぶし、着火。煮魚も冷たい煮汁からでOKです。
この調理法だと、フライパンが熱くなりすぎる、とあわてることもなく、油ハネも少なく、しかもおいしく作れると、いいことがたくさん! さらに、切ったそばから材料をフライパンに入れられるので洗い物が減ったり、熱くなるのを待つ必要がないので時短で作れたりと、うれしいメリットもあります。
焼く、煮る、炒める、揚げる、蒸す、各調理法別に、冷たいままのフライパンから始める料理の数々をご紹介します。
▲ぎょうざは油入りの水を注いでから着火
▲麻婆豆腐は調味したひき肉の上に豆腐をのせて火にかける
▲とんかつは少ない油を入れたところに直接並べ入れてから、火にかける
【著者プロフィール】
武蔵 裕子(むさし・ゆうこ)
料理研究家。両親と息子2人という3世代の食卓を、長年切り盛りしてきた中から生み出されるレシピは、どれもムダがなく、体にやさしく作りやすいと評判。書籍や雑誌などで活躍し、企業へのメニュー開発や講演なども行う。
[商品概要]
『フライパンに材料を入れてから火にかけるだけ!レシピ』
著者:武蔵裕子
定価:本体1300円+税
発売日:2018年10月19日(金)
判型:B5判/112ページ
電子版:あり
ISBN:978-4-05-800943-7
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/
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・学研出版サイト https://hon.gakken.jp/book/2380094300