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親の死を迎えるIZAという時に(番外編)認知症の現実と可能性を知る映画その2

投稿日:2018年9月6日 更新日:

突きつけられる介護問題

昨日ご紹介した「パーソナルソング」は課題はありながらも「希望」のある内容だった。少しでも改善の見込みがあるのであればやってみたいと思う内容だった。ところが今日紹介する映画は他人事ではない「危機感」を突きつけられる重い内容だ。自分がそうなった時に「老い」にどう立ち向かうかを真剣に考える機会になると思う。

スペインアニメ映画「しわ」に心地よさはない

「しわ」は2011年に公開されたアニメの映画だ。スペインのアカデミー賞と呼ばれる第26回「ゴヤ賞」において「最優秀アニメーション賞」「最優秀作品賞」を受賞した。高齢化社会と認知症について描いている漫画が原作の映画である。

施設に入ったら最後出られない現実と、クリスマス以外には家族が顔も出さなくなるリアル。そして、高齢者からの視点の痴呆の現実など。まあ、いつかはこうなるさという「シニアモラトリアム」ではカタがつかない。刃物のようにつきつけられるエッジの効いた「現実」だ。

 

「しわ」予告編

「しわ」はなんと「三鷹の森ジブリ美術館」の配給。

http://www.ghibli-museum.jp/shiwa/

自分ごととしても、自分の親がいずれこうなると考えてもどちらにしても重い。いずれこうなるとすれば今やれることは何か、どんな時間を過ごすべきなのか。これ以上はネタバレにもなるので、予告編を見て興味を持った方はぜひ本編も見られてほしい。

 

購入・視聴についてこちらから

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